孤独なボッチにとって、ネットの言葉は絶大な殺傷力を持つ。
孤独なボッチにとって、リアルを歩き回る家族連れや恋人たちは自殺のきっかけを仕掛けてくる。
それでも私は負けない。
私がどんなに生きる価値のない人間だとしても、今は死ぬ訳にはいかないのだ。
どんなに崖っぷちでも、崖から落っこちそうでも、歯を食いしばって踏みとどまらなければならない。
ピンチの時、私を助けに来てくれるのは君。
存在しない君。
君はある時はクマのぬいぐるみで、ある時は美しくて偉大なドラゴンになる。
現実ほど怖い所はないから、逃げるしかなかったの。
閉じ込められてしまった今、私には君しかいない。