ボッチポッチ。ステーション

天涯孤独、もうすぐ消えるちっぽけな人生を生きる女が思うこと。

だれかの人生録

その6 小学4年 ドラマチック

誰もがそうであるように、誰もが人生というドラマの主役だ。 近い将来、運命の人に出会うまでの二人の生涯を漫画にするという商売ができるかもしれない。実際、結婚式で新郎新婦の人生をドラマ仕立てにして役者が演じるというのが感動を呼んでいるらしい。 …

その5 小学3年 仲良し

ペットのシェットランドシープドッグは鼻と四肢が細長くてもふもふの美しい毛並みをもつ、犬の中でも特に賢い中型犬。ラブラドールより一回り小さい華奢な子。 私より1歳年上で一緒に育った犬の姉。 彼女は本当にとても賢い子だった。 彼女は小さい頃から人…

その4 小学2年 無知な子

どれだけの人がこの世の真実を知ることができるのだろう どれだけの人が真の価値を知っているのだろう みんな知らない、知る術も無い、きっと誰も知らないまま消えていってしまう 誰も知らないままとても綺麗で無垢なものばかりが失われていく 私に止める力…

その3 小学1年 特別な母親

その人の人間性は育った環境で決まるらしい。 幼少の頃に何を経験したかで、その後の人生が左右される。 多くの人が自分の人生をパッケージにして羅列できるようなアプリがあったら、人間行動科学とか心理学とかの役に立つのかもしれない。 ただし生きていく…

その2 死ぬ理由と幼児期

日本は教育や教養がある人が多いけど、その一方で一般的な理想像に固執する傾向がある。韓国ほどひどくはないにしても、こうあるべきという固定観念に取り憑かれている人が驚くほど多い。それは、日本人に強迫観念として襲いかかって生きにくくする。その結…

その1

ブログって個人情報を晒すところだよね。 わたしは警戒心が強く恐がりの恥ずかしがりだから個人を特定できるようなことは書きたくなかったけど、もうすぐ死ぬならいまさら気にしたって無意味だし、死ぬ前に自分の数奇な人生を記しておこうと思う。死後に読ま…