ボッチポッチ。ステーション

天涯孤独、もうすぐ消えるちっぽけな人生を生きる女が思うこと。

時の哲学

この世のどんなものにも価値がある

それを見出せるのは人ではなく

時である

 

時はこの世に存在するもの全てに平等である

等しく流れなくとも等しく与えられている

 

時が与えられたものは

別の時が与えられたものによって

認知されるかに関わらず

干渉し影響し合う

 どんなに小さな変化でも

それは伝わって影響を残す

それが時が与える価値

 

どんな小さな破片にも時は与えられ

存在している限り

その価値を放ち続ける

(その破片は誰かの足を傷つけ、その傷を治そうと別の部屋へ行った途端、大地震が起きて、その破片があったところは崩れ去り、別の部屋へ行った足を傷つけた人は助かるかもしれない)

 

時の与える価値は不変であり無限だ

 

そうこの世に存在していることが無上の価値なのだ

人には到底判断できないだろう

自らでさえも自分の価値を判断することはできないのだ

真の価値は時だけが決められるのだ

 

だから、言葉を贈るなら

自分をそんなに責めるなよってこと

きみはきみだけで十分に価値があるんだよってこと